概要
VAIRデバイス
銃型
弓型
VAIR BOW
弓型のデバイスは銃よりも重く、取り回しも難しいし、連射もできない。しかし本物のアーチェリーのリムを使用することにより、本物同様の衝撃、振動、狙いなどの射撃感を味わうことができる。また弦の引き量に応じてかかる負荷を計算し、矢の強弱をつけることも可能であり、中にはないアナログな操作、調整が可能である。
弓独特の動作として矢が重力によって落下するため、頭上に向かって矢を撃つことで、正面からでは狙い難い障害物に隠れた敵を狙い撃つことができる。VAIR FIELDコンテンツでの弓の取り扱いはこの動作に特化しており、弦の引き量に応じた弾道計算をリアルタイムに行い、着弾点と経路がスマートフォン上に表示される。一定以上の角度をつけて撃つ場合はその方向ではなく、弾道予測地点が見やすいように自動で表示が切り替わることで、狙いをつけることも容易である。またコンテンツ内では一度頭上に撃つだけで自動的に30発の矢を発射できるため、面制圧が可能である。
設置型
Coming soon
システム
VAIRはWindowsマシンをサーバーとして、そこに最大15のVAIRデバイスが存在します。VAIRデバイスはスマートフォンが装着されており(装着しなくても使用自体は可能)、そこから見たVR空間が映し出されます。VR空間はすべてのデバイスで共有しており、お互いにお互いの場所を認識し、複数人で協力して遊んだり、対戦することが可能となっています。
マルチプレイ
VAIRは1システムにつき最大13人まで同時に遊ぶことができます。チームに分かれての対戦が基本ですが、協力してNPCと戦うことも可能です。チームの人数に偏りがある場合はNPCを加えることで人数を合わせたり、実際には4人対4人しかいなくても、NPCをそれぞれ100人加えて大規模戦闘のような遊び方も実現できます。
また将来的には複数のシステムをネットワーク越しに連携させることで遠隔地同士のチーム戦なども実現することができるようになるでしょう。
空間共有
VAIR Fieldはすべてのデバイスの位置を認識し、空間を共有しています。そのためプレイヤーがいる場所にVAIRデバイスを向けると、そのスマートフォンのディスプレイの同じ位置にプレイヤーのアバターが表示されます。これにより実際のサバゲーのように実際の相手に狙いをつけて撃ちあったりして遊ぶことが可能となります。またお互いに撃った弾や障害物などの位置も共有しているため、あたかもネットワークゲームのFPSをリアルな場所を使ってプレイしているような感じになります。
障害物登録
VAIR Fieldでは現実に存在する障害物、例えば椅子、机、ブロックなどを障害物として静的障害物としてVAIR内に登録することができます。これにより実際の障害物の陰に隠れることで、ヴァーチャルでも同様に隠れたことになり、敵の攻撃や視線を防ぐことができます。室内に障害物を自由に配置して、それらを登録することで毎回違ったフィールドで遊ぶことができるようになります。
また動的障害物として登録することも可能で、例えば現実の世界で椅子を蹴飛ばすと、ヴァーチャルの障害物も同様に転がっていくといったことが可能になっています。
右の図では椅子を静的障害物登録してあり、スマートフォン上にはそれがブロックとして同じ位置に表示されています。
受賞
- 安本匡佑 寺岡丈博. 優秀賞. Mashup Awards 2016. 東京 日本. 2016.
- Masasuke Yasumoto, Takehiro Teraoka, “VAIR – Mobile VR Shooting without HMD”. The International Workshop on Advanced Image Technology (IWAIT) 2018, Best Paper Award 2018. Chaingmai, Thailand. 2018.
展示・発表
- CENOTE Inc. “VAIR Field”, InterBEE x DCEXPO, 2018
- 安本匡佑、寺岡丈博, “VAIR FIELD – モバイルVRを用いたスポーツ競技の創造”, CEDEC 2018
- Masasuke Yasumoto, Takehiro Teraoka, “VAIR Field – Multiple Mobile VR Shooting Sports.”, 3D Springer, Virtual, Augmented and Mixed Reality: Applications in Health, Cultural Heritage and Industry (Part II), LNCS 10910, pp235-246, 2018
- Masasuke Yasumoto, Takehiro Teraoka, “VAIR Field”, Laval Virtual Revolution 2018, Laval France, 2018
- Masasuke Yasumoto, “VAIR Field”, Taipei Game Show 2018, Taipei Taiwan, 2018
- (INVITAION)Masasuke Yasumoto, “VAIR”, TechFest 2018, IIT Bombay, Bombay India, 2018
- Masasuke Yasumoto, Takehiro Teraoka, “VAIR — Mobile VR shooting without HMD”, IEEE, 2018 International Workshop on Advanced Image Technology (IWAIT), Chiang Mai, 2018, pp. 1-2. 2018
- 安本匡佑、丈博寺岡、”VAIR Field”, Mashup Awards 2018, Tokyo Japan, 2018
- CENOTE, “VAIR”, Tokyo Game Show 2017 Indie Game Area, Japan, 2017
- CENOTE, “VAIR”, CeBIT 2017, German, 2017
製品化に向けて
我々は生産能力を持たない研究開発会社です。小ロットに関しては受注生産が可能です。またソフトウェアのコンテンツ部分の共同開発やSDKの提供等も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
Engadget Japan
Engadget Japan took up VAIR in Tokyo Game Show 2017Engadget Japan – 動画:VRサバゲー「VAIR」プロトタイプ公開、銃のマガジン交換で武器交換。at TGS 2017
Tokyo Game Show 2017
At the Indy Game Corner of Tokyo Game Show 2017 to be held at Makuhari Messe from September 21 to 24, our […]
CeBIT 2017
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